労働時間選択制を導入

「食鮮館タイヨー」の従業員は、社員3区分と、パート・アルバイトの5区分に分けられ、働き方を選択できるようになっています。
社員は、

• 一般正社員…勤務地変更を伴う
• 準社員…エリア限定
• 嘱託社員…定年後の再雇用

の3区分。パート・アルバイトは、

• ショートタイマー…1日3.5時間×週5日勤務、扶養範囲内での短時間勤務
• ミドルタイマー…1日4.5〜5.5時間×週5日勤務、雇用保険に加入しての勤務
• ロングタイマー…1日6〜7時間×週5日勤務、社会・雇用保険に加入しての勤務
• 一般アルバイト…1日3〜4時間×週4日以下、扶養範囲内
• 学生アルバイト…1日3〜4時間×週4日以下、扶養範囲内

の5区分。
パート・アルバイトは、扶養内で働きたい人、子育て中の人、たくさん働きたい人、ダブルワークしたい人、学生アルバイトなど、一人ひとりの立場やライフスタイルに合わせて働き方を選べるようになっており、仕事とプライベートのバランスを取りやすい制度になっています。

パート社員の正社員転換制度を実施

「食鮮館タイヨー」は、2011年3月から、希望するパート社員を対象に、正社員登用試験を実施。この制度導入時に、5名のパート社員を正社員として採用した実績があります。
また、2014年度にステップアップ制度を導入しています。これは、仕事の習熟度に応じて給与が上がる制度。さまざまな評価項目があり、項目をクリアしていくと、時給が上がるという嬉しい制度です。

セクハラ、育児などに関する相談窓口の設置

セクハラ、出産育児、介護、メンタル不調など、直接店舗の店長に相談しづらい問題もあります。そこで、専用の相談窓口であるホットラインを設け、気軽に相談できる体制を整えました。今日、セクハラ、パワハラなど、さまざまなハラスメント問題が注目され、本人にその気がなくても小さな誤解が原因でトラブルになることも。問題が深刻化する前に、少しでも早く解決をとの思いがあるそうです。特に、女性が多い職場であるがゆえ、些細なことが原因でトラブルが発生しやすくなっています。相談窓口を通して、実際に相談内容が改善した事例もいくつかあります。
また、各エリアを担当している地区長が、店舗を巡回し、日頃から社員、パートに声がけをし、従業員が少しでも安心して気持ちよく働ける環境づくりを行っています。