前回の研修をもとに「お客様の課題解決やケアを視える化」を現場に戻って実践してみました。
前回の研修はコチラ
前半はその振り返り、実際に実践できたかどうか、シートを使ってお客様の情報を集約して分析、その内容を解説するワークをしました。
一連のケアマネジメントをするには、まずは事実と根拠に基づいた適切ケアにつなげていくための「思考の整理」が必要です。
その整理に必要な「評価的理解」「分析的理解」「共感的理解」の3区分の考え方を学び、援助者中心になりがちな思考をお客様の気持ちを考えた思考に転換し、課題解決していく思考の練習です。
各職員お客様を想定し、
「評価的理解」
【お客様のケアに対する課題が何かを考える】→【その解決への対応方法を考える】を通し、自分の抱える悩みや困っていることを整理し、ケアの目標が何であるかを再確認します。
「分析的理解」
【課題に関連しそうな行動を挙げてみる】→【課題の背景を整理してみる】を通し、事実を確認し、なぜ自分の悩みや困ってしまうことが発生するかお客様目線で考えます。
「共感的理解」
【その課題を本人の立場になってみて考えてみる】→【課題解決に向けてできそうなことを挙げてみる】を通し、本人の立場になって考え、ケアの再構築をしていきます。
上記に対する自分の実践、考えをまとめ、上司・先輩にアドバイスをもらいました。
これもさらにお客様への良いケアにしていくために必要な他者の目線です。
後半ではこれから担っていく早番リーダーについて学びました。
・役目
・業務内容
・担うに理解していなければいけないこと
現在の自分の理解を先に述べ、そのあとに先輩たちから答えをもらい、
上司、先輩たちの姿をみて自分がどこまで理解しているのか、担うに足りていないことは何かを自分自身で気づきます。
大体のことはわかっていましたが、詳細を聞かれるとなかなか言葉がでません。
そこを講師たちが教えます。
ただ教わるだけではなく、自分で考えること、人の仕事を見ること、聞くこと…。
これも社会人にとって大事な姿勢なので、研修を通して気づいてもらいます。
これから各勤務形態のリーダー業務を覚えていきます。
まずは早番リーダーができるよう覚えていきましょう。