自動車ディーラーはあくまで新車を販売する事が本業です。しかし単に数多くの台数を販売していれば良いとは考えていません。弊社では車を売ったからには販売会社の責務としてお客様に安全・安心・快適なベストの状態でお車に乗り続けて頂く、これが販売会社の社会的責任(CSR)であると考えているからです。 車は機械製品で有り、故障も有れば様々な部品も消耗します。つまり何のメンテナンスもせずに公道を走行する事は凶器を走らせている事と何ら変わりがありません。当社のお客様は数ある自動車メーカーの中から三菱車を選んで頂き、その中でも静岡三菱を選んで頂けた訳ですからそのお客様のお車の状態をベストに保ち、お客様の安全を守る事は当社にとっての責務だと考えています。 私が弊社の社長に就任した当時はバブル経済期であり、RVのブームも重なり三菱車にとっては大きなフォローの時期でも有りました。その当時からお客様のカーライフに安全・安心・快適を提供し続ける事を理念とし、定期点検等の勧誘に力を入れ始めました。しかし当時は車の販売に特化した会社も多く、世間から「随分効率の悪い事に力を入れていますね」と揶揄された事も有りました。しかし、バブルの崩壊、2度ものメーカーの品質問題、リーマンショックに始まる世界的な大不況と幾たびもの強烈な荒波を乗り越え、今日の業容を築いているのは、当社の理念がお客様にご理解頂けたからと自負しております。 今後も弊社の企業活動が地域社会に浸透し地域の方に必要とされる会社、時代と共に進化する懐の深い企業を目標に存在感のある会社にしていきたいと考えています。